2012年改訂版「木造住宅の耐震診断と補強方法」の『2012年改訂版発行にあたって』に、以下のような記述があります。
(以下抜粋)
本改訂の趣旨は「従来の基準の考え方を尊重し継続性を保持しつつ、新しい知見を取り込み、かつ、技術者がより利用しやすいように充実をはかった改訂」であります。従って、今次の改訂により、従来の基準、指針によって診断、改修を行った場合と極端に異なった結果にはならないと理解していますので、当分の間は、今次改訂版と旧版を併置しどちらを用いて耐震診断・耐震改修を行ってもよいこととしたいと考えています。
(抜粋ここまで)
上記の通り、耐震診断は木耐博士S・Nどちらで診断しても差し支えありません。ただし自治体でソフトの要件が指定されている場合には、そちらを優先して下さい。 |